どうもこんばんは。肉球です。
先日投稿した独自ドメインサイト構築記録の続きです。
今回は、候補に上がった5つのサービスから、 XServer を選定した理由を記録します。
この記録が皆様のお役に立てば幸いです。
サービスに求める機能を整理する
私は、自身のサイトを作成するにあたり、下記の機能を利用したいと考えていました。
目次
サービスに望むこと4点
サービス選定は、サポート内容、ランニングコスト以外に、必要であれば長期的な汎用性を考慮しよう!
独自ドメイン を設定できる
インターネットと自分の窓口となるサイトにしたかったため、自身の名前で窓口を作れるよう、独自ドメインを使いたいと考えました。
whois 情報はサービス提供先の情報を設定できる
独自ドメインを取得した場合、注意しなければ個人情報をインターネット上へ公開することになりますので、十分にご注意ください。
これは、学生時代に独自ドメインサイトを運用していた際の失敗からの教訓です。
ドメインを取得する場合、当該ドメインの管理者は、ICANN が管理する whois サーバへ管理者情報を登録する必要があります。
これにより、インターネット上に公開しているドメインは、全てユニークなものとなります。
例えば、JR東日本 (ドメイン名:jreast.co.jp)のwhois情報は、下記となります。
Macを含めた UNIX系OS の場合は、コマンドプロンプトを立ち上げて、下記コマンドを入力すると、whois 情報を取得できます。
whois jreast.co.jp
私の環境でコマンドを実行すると、下記の情報が返ってきました。
コマンド結果をよく見ていただくとわかるのですが、whois情報は、管理者の氏名を始め、住所、電話番号、e-mailアドレスなどの個人情報が満載です。
当時、私は自分の個人情報 (住所、氏名、電話番号等) をそのまま whois データベースで登録したため、メールは、 スパムメール の嵐で大変でした。
今思うと、よく実名や住所、電話番号をインターネット上に公開できたなと、反省するばかりです。。。
ということで、whois情報の登録は、必ずドメイン取得会社の代行サービスを利用してください。
WordPress を利用できる
趣旨は、サイト作成の利便性と汎用性の確保です。
サイト作成は、イチから HTML や CSS を書いている時間がないため、ある程度高機能な開発環境が必要と考えました。
WordPress は、世界中に利用者がいるため、テーマやプラグインが豊富で、インターネット上に豊富なドキュメントが存在します。
この利点により、うまくデザインをできず、肝心な記事の公開ができなくなる、というリスクを減らせますし、逆に、テーマやプラグインの仕組みを理解できれば、自分で実装して販売するなど、収入にも繋がります。
また、 WordPress というフレームワークを使ってサイトを構築しておけば、運用条件の変更などでサーバの引っ越しが発生しても、 WordPress を使えるサービスであれば、作成したコンテンツの引っ越しが容易になります。
低コストで運用できる
私のサイトは、クレジットカード番号などの決済情報や、 個人情報 を持つ気はありませんので、サイト構築に必要な最低限の機能を持つ、費用対効果の高いサービスを使いたいと考えました。
各サービスを比較する
各サービスを表にして比較します。
サービス名 | 概要 | 独自ドメイン利用可否 | whois情報代行可否 | WordPress利用可否 | 運用コスト | 特記事項 |
---|---|---|---|---|---|---|
XServer | レンタルサーバ | 可 | 可 | 可 | 月額980円から | 高速、多機能、安定性を全面に押し出している |
ロリポップ | レンタルサーバ | 可 | 可 | 可 | 月額300円から | WordPressを利用しないなら月額100円から利用可 |
はてなブログ | ブログサービス | 不可 (はてなブログProなら可) | 不可 | 不可 | 月額1,008円から | はてなブログProは、年間割引を使えば、月額600円 |
アメーバブログ | ブログサービス | 不可 | 不可 | 不可 | 無料 | Amebaプレミアムサービスで目立つ広告を非表示にできる |
Livedoor Blog | ブログサービス | 可 | 不可 | 不可 | 無料 | HTMLやCSSを独自でカスタマイズ可 |
利用サービスを XServer に決めた理由
XServer を選んだ理由は、サービスのスペックを見て、長期的に利用可能なサービスだと判断したからです。
XServer は、ディスク容量、信頼性の高さ、可用性の高さ、複数サイト構築の容易さなどから、現時点でベターなサービスだと判断しました。
はてなブログPro のコミュニティや、LivedoorBlog の費用対効果も魅力的でしたが、 XServer の「システム屋さんをくすぐるキャッチコピー」に一目惚れしてしまいました。
ブログ作成は、「インターネット上にデータを公開する」ということを十分に理解した上で行おう!
次回は、 XServer の契約手続き時の注意点を投稿します。
2018/6/14追記: 契約手続き時の注意点を記載したので、リンクを追記しました。
それでは、ごきげんよう。
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