WordPress で 独自ドメイン サイト 構築③ 〜サービスを選ぶ〜

選ぶ

どうもこんばんは。肉球です。

先日投稿した独自ドメインサイト構築記録の続きです。

サービスを探す

WordPress で 独自ドメイン サイト 構築② 〜サービスを探す〜

2018年6月10日

今回は、候補に上がった5つのサービスから、 XServer を選定した理由を記録します。

この記録が皆様のお役に立てば幸いです。

サービスに求める機能を整理する

私は、自身のサイトを作成するにあたり、下記の機能を利用したいと考えていました。

サービスに望むこと4点

ラベル名

サービス選定は、サポート内容、ランニングコスト以外に、必要であれば長期的な汎用性を考慮しよう!

独自ドメイン を設定できる

インターネットと自分の窓口となるサイトにしたかったため、自身の名前で窓口を作れるよう、独自ドメインを使いたいと考えました。

whois 情報はサービス提供先の情報を設定できる

独自ドメインを取得した場合、注意しなければ個人情報をインターネット上へ公開することになりますので、十分にご注意ください。

これは、学生時代に独自ドメインサイトを運用していた際の失敗からの教訓です。

ドメインを取得する場合、当該ドメインの管理者は、ICANN が管理する whois サーバへ管理者情報を登録する必要があります。

これにより、インターネット上に公開しているドメインは、全てユニークなものとなります。

例えば、JR東日本 (ドメイン名:jreast.co.jp)のwhois情報は、下記となります。

Macを含めた UNIX系OS の場合は、コマンドプロンプトを立ち上げて、下記コマンドを入力すると、whois 情報を取得できます。

whois jreast.co.jp

私の環境でコマンドを実行すると、下記の情報が返ってきました。

コマンド結果を参照する
% IANA WHOIS server
% for more information on IANA, visit http://www.iana.org
% This query returned 1 object
refer:        whois.jprs.jp
domain:       JP
organisation: Japan Registry Services Co., Ltd.
address:      Chiyoda First Bldg. East 13F,
address:      3-8-1 Nishi-Kanda
address:      Chiyoda-ku Tokyo 101-0065
address:      Japan
contact:      administrative
name:         Koki Higashida
organisation: Japan Registry Services Co., Ltd.
address:      Chiyoda First Bldg. East 13F,
address:      3-8-1 Nishi-Kanda
address:      Chiyoda-ku Tokyo 101-0065
address:      Japan
phone:        +81 3 5215 8451
fax-no:       +81 3 5215 8452
e-mail:       higashida@jprs.co.jp
contact:      technical
name:         Susumu Sano
organisation: Japan Registry Services Co., Ltd.
address:      Chiyoda First Bldg. East 13F,
address:      3-8-1 Nishi-Kanda
address:      Chiyoda-ku Tokyo 101-0065
address:      Japan
phone:        +81 3 5215 8480
fax-no:       +81 3 5215 8452
e-mail:       tech-admin@jprs.jp
nserver:      A.DNS.JP 2001:dc4:0:0:0:0:0:1 203.119.1.1
nserver:      B.DNS.JP 2001:dc2:0:0:0:0:0:1 202.12.30.131
nserver:      C.DNS.JP 156.154.100.5 2001:502:ad09:0:0:0:0:5
nserver:      D.DNS.JP 2001:240:0:0:0:0:0:53 210.138.175.244
nserver:      E.DNS.JP 192.50.43.53 2001:200:c000:0:0:0:0:35
nserver:      F.DNS.JP 150.100.6.8 2001:2f8:0:100:0:0:0:153
nserver:      G.DNS.JP 203.119.40.1
nserver:      H.DNS.JP 2a01:8840:1ba:0:0:0:0:25 65.22.40.25
ds-rdata:     31714 8 1 B6CB06C153CB0C73BCEBA9914BAF16F26A9B931E
ds-rdata:     31714 8 2 612693CC16178D788F6A2733E4F01647B027FAE678CB3BF92EC4143F67A559D8
whois:        whois.jprs.jp
status:       ACTIVE
remarks:      Registration information: https://jprs.jp/
created:      1986-08-05
changed:      2017-11-06
source:       IANA
[ JPRS database provides information on network administration. Its use is    ]
[ restricted to network administration purposes. For further information,     ]
[ use 'whois -h whois.jprs.jp help'. To suppress Japanese output, add'/e'     ]
[ at the end of command, e.g. 'whois -h whois.jprs.jp xxx/e'.                 ]
Domain Information: [ドメイン情報]
a. [ドメイン名]                 JREAST.CO.JP
e. [そしきめい]                 ひがしにほんりょかくてつどう かぶしきがいしゃ
f. [組織名]                     東日本旅客鉄道 株式会社
g. [Organization]               East Japan Railway Company
k. [組織種別]                   株式会社
l. [Organization Type]          Stock Company
m. [登録担当者]                 IS12800JP
n. [技術連絡担当者]             HK14415JP
p. [ネームサーバ]               dns11.jregroup.ne.jp
p. [ネームサーバ]               dns12.jregroup.ne.jp
p. [ネームサーバ]               dns4.dion.ne.jp
s. [署名鍵]
[状態]                          Connected (2018/08/31)
[登録年月日]                    1995/08/28
[接続年月日]                    1995/09/27
[最終更新]                      2017/12/25 15:49:43 (JST)

コマンド結果をよく見ていただくとわかるのですが、whois情報は、管理者の氏名を始め、住所、電話番号、e-mailアドレスなどの個人情報が満載です。

当時、私は自分の個人情報 (住所、氏名、電話番号等) をそのまま whois データベースで登録したため、メールは、 スパムメール の嵐で大変でした。

今思うと、よく実名や住所、電話番号をインターネット上に公開できたなと、反省するばかりです。。。

ということで、whois情報の登録は、必ずドメイン取得会社の代行サービスを利用してください。

 

WordPress を利用できる

趣旨は、サイト作成の利便性と汎用性の確保です。

サイト作成は、イチから HTMLCSS を書いている時間がないため、ある程度高機能な開発環境が必要と考えました。

WordPress は、世界中に利用者がいるため、テーマやプラグインが豊富で、インターネット上に豊富なドキュメントが存在します。

この利点により、うまくデザインをできず、肝心な記事の公開ができなくなる、というリスクを減らせますし、逆に、テーマやプラグインの仕組みを理解できれば、自分で実装して販売するなど、収入にも繋がります。

また、 WordPress というフレームワークを使ってサイトを構築しておけば、運用条件の変更などでサーバの引っ越しが発生しても、 WordPress を使えるサービスであれば、作成したコンテンツの引っ越しが容易になります。

低コストで運用できる

私のサイトは、クレジットカード番号などの決済情報や、 個人情報 を持つ気はありませんので、サイト構築に必要な最低限の機能を持つ、費用対効果の高いサービスを使いたいと考えました。

各サービスを比較する

各サービスを表にして比較します。

サービス名概要独自ドメイン利用可否whois情報代行可否WordPress利用可否運用コスト特記事項
XServerレンタルサーバ月額980円から高速、多機能、安定性を全面に押し出している
ロリポップレンタルサーバ月額300円からWordPressを利用しないなら月額100円から利用可
はてなブログブログサービス不可 (はてなブログProなら可)不可不可月額1,008円からはてなブログProは、年間割引を使えば、月額600円
アメーバブログブログサービス不可不可不可無料Amebaプレミアムサービスで目立つ広告を非表示にできる
Livedoor Blogブログサービス不可不可無料HTMLやCSSを独自でカスタマイズ可

利用サービスを XServer に決めた理由

XServer を選んだ理由は、サービスのスペックを見て、長期的に利用可能なサービスだと判断したからです。

XServer は、ディスク容量、信頼性の高さ、可用性の高さ、複数サイト構築の容易さなどから、現時点でベターなサービスだと判断しました。

はてなブログPro のコミュニティや、LivedoorBlog の費用対効果も魅力的でしたが、 XServer の「システム屋さんをくすぐるキャッチコピー」に一目惚れしてしまいました。

まとめ

ブログ作成は、「インターネット上にデータを公開する」ということを十分に理解した上で行おう!

次回は、 XServer の契約手続き時の注意点を投稿します。

2018/6/14追記: 契約手続き時の注意点を記載したので、リンクを追記しました。

契約

WordPress で 独自ドメイン サイト 構築④ 〜 XServer と契約する〜

2018年6月12日

 

それでは、ごきげんよう。

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