どうもこんばんは。
肉球 (@nikuq299com) です。
あらかじめ断っておくと、こちらの記事はオピニオンではなく、マンガのレビューです。
今、 健康で文化的な最低限度の生活 というドラマを放送しており、すごくタイトルに惹かれて興味を持ちました。
しかし、私の家にはテレビがないので原作のマンガを読んでみました。
ということで、健康で文化的な最低限度の生活を紹介します。
この作品は、「生活保護」という重いテーマを取り上げたものであり、生活保護に関して、十分に理解をされていない方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
その理由は、今、生活保護を必要としているのはどんな人であるかを知ることができる、そして、もし自分がそういう状況に陥った時に、この作品で得た知識が役に立つと思うからです。
はじめに
新人ケースワーカー義経えみるさんの奮闘記です!
以下、Amazonのサイトに掲載している説明文の引用です。
新卒公務員の義経えみるが配属されたのは福祉事務所。
えみるはここでケースワーカーという生活保護に関わる仕事に就くことになったのだが、そこで生活に困窮した人々の暮らしを目の当たりにして――新聞メディアはもちろん、現職のケースワーカー、医療、福祉関係者の方も注目する本格派ドラマ!
[生活保護]に向き合う新米ケースワーカーたちの奮闘劇、開幕!
原作者は柏木ハルコさんという方です。
この方の作品は初めて読んだのですが、可愛らしくシンプルな描画で、とても読みやすかったです。
ドラマの方も気になり、ツイッターやYou tubeの公式チャンネルを見てみたのですが、主演の吉岡里帆さんが原作の義経えみるさんのイメージにピタリと一致する感じで面白そうでした。
#健康で文化的な最低限度の生活
放送まであと40分ほど。デリケートな題材ですが、
それを人と人との
つながりの物語として、
キャスト、スタッフ一同、
心を込めて作ってきました。見た後、優しい気持ちに
なっていただける作品です。この後9時から、
是非、テレビの前で。#ケンカツ pic.twitter.com/E9XUifTjBk— 【公式】火9ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』 (@kbss_ktv) July 17, 2018
健康で文化的な最低限度の生活 の書評
生活保護ってどういうものかを時にはコミカルに、時にはシリアスに教えてくれます!
以下、ネタバレしない程度の書評です。
公務員となった主人公の義経えみるさんは、辞令で福祉保健部生活課に配属され、ケースワーカーとして働くことになります。
この話は、新人ケースワーカーの義経さんと、その同僚たちが、生活保護を求めて区役所へ訪れる相談者と織りなすドラマを描画しています。
義経さんは、情に厚い人で、ひとりひとりの相談者に親身になって対応しようと奮闘します。
ただ、その情熱は時には空回りし、時には相談者を振り回してしまうこともあり、義経さん自身もうまくいかない現状に疲弊してしまう事もあります。
この物語は、そんな時に同期や先輩ケースワーカーの助けを借りて、成長していく義経さんとその仲間を興味深く描いています。
私はこういう熱血モノが大好きなので、同じような感性の方は興味深く読めると思います。
私の普段の生活に置いて、生活保護についてメディアから流れてくる内容は、「不正受給」や「受給者数が過去最高」など、生活保護という制度に対してネガティブなイメージを抱くものしか記憶にありません。
しかし、この作品を読んでいると、生活保護という制度の裏に色々な人の人生があり、この制度が多くの人を救っているという事を強く意識させられます。
私は幸運にも、生活保護を受給する状況となったことはありません。
それゆえに、生活保護がどこか自分から遠いものという意識があり、なぜ生活保護という制度が存在するのかを深く思慮する機会がありませんでした。
この作品はフィクションだと思いますが、その内容は本当にあってもおかしくない話です。
生活保護の内容を詳しく知らない方にこそ、この作品を手にとってもらい、
まとめ
世の中には、まだまだテクノロジーで救えないこともある!
「生活保護」という制度と現状を強く意識させてくれる作品です。
今回の記事で紹介した、健康で文化的な最低限度の生活は、以下から読むことができます。
1巻は期間限定 (2018/8/13 22:00) まで無料で読めるようなので、興味がある方はぜひ読んでください。
最後に、義経さん頑張れ!超がんばれ!
2018/7/30 生活保護について少し調べてみました。
それでは。ごきげんよう。
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