はたらく細胞 を紹介します (書籍レビュー)

はたらく細胞

どうもこんばんは。肉球 (@nikuq299com) です。

今日はマンガ「はたらく細胞」を紹介します。

このマンガは、月刊少年シリウスで2015年3月から連載されています (私はAmazonのコミック紹介で知りました)。

以下は、Amazonのはたらく細胞のページに記載する説明文です。

肺炎球菌! スギ花粉症! インフルエンザ! すり傷! 次々とこの世界(体)を襲う脅威。その時、体の中ではどんな攻防が繰り広げられているのか!? 白血球、赤血球、血小板、B細胞、T細胞…etc.彼らは働く、24時間365日休みなく! 連載初回から大反響を呼んだ「細胞擬人化漫画」、待望の第1巻登場

 

このマンガ、ちょうど7月からアニメの放映を開始しているみたいなので、せっかくなので原作も知ってほしいと思いました。

ツイッターを見ていたら、最近の猛暑のため、はたらく細胞の公式アカウントから以下のツイートが流れていました。

猛暑の中だと、私達の体内はこのようになっているらしい。

 

はじめに

ポイント1

免疫システムについて楽しみながら知識を吸収できる!

本作は人間の体内を舞台として、擬人化した体内にある細胞がどういう風に免疫システムを機能させているのかを分かりやすく、おもしろおかしく勉強できるマンガです。

私がこのマンガに興味を持ったきっかけは、「勉強になりそう」という思いでした。

きっと、難解な専門書を読むより、本作のような擬人化モノのマンガだったら、少ない時間である程度理解をできるのではないかなあと思い、手にとったのですが、大当たりでした。

ただし、このマンガは専門家による監修は明記されていませんので、あくまでフィクションとして楽しむものというスタンスで考えていただければと思います (Amazonのカスタマレビューでも、表現や内容は賛否両論ありました)。

免疫システムについて本格的な知識を必要とする人は、このマンガの後に専門書を読んでください (笑)

 

はたらく細胞 とは

ポイント2

可愛らしさのなかに血煙が舞う・・・

主人公の赤血球と白血球 (好中球) が、体内で起きる色々な事象に対応していきます。

赤血球は血液循環によって体中をまわり、肺から取り込んだ酸素を体の隅々へ運び、また、二酸化炭素の排出を行います。

こうした作業を宅急便の配達員のように、ダンボールへ酸素や二酸化炭素を詰め込み、台車で体中を走り回っています (極度の方向音痴です)。

白血球 (好中球) は、体内に侵入した雑菌やウイルスなどの排除を行うべく、ナイフ片手に常に血みどろバイオレンスな活動を行っています。

他にも、血小板や白血球 (好酸球)、キラーT細胞など、いろいろな免疫細胞が、魅力的なキャラクターとして登場します。

 

白血球は好中球や好酸球など、色々な単語が出てきたので調べてみたのですが、白血球は5種類も存在するみたいです。

以下、Wikipediaからの引用です。

末梢血内には顆粒球・リンパ球・単球があり、顆粒球はギムザ染色による染色のされ方の違いによって好中球好酸球好塩基球の3つに分類される

したがって末梢血内の白血球は通常、好中球好酸球好塩基球リンパ球単球の5種類とされる。

顆粒球は骨髄で産出され、末梢血内の白血球の半分から3/4程度を占める細胞質には殺菌作用を持つ顆粒が存在する。リンパ球は末梢血内の20から40%を占め、単球は3から6%ほどを占める

 

私はこのマンガを見るまで、恥ずかしながら、白血球にこんなに種類があるとは知りませんでした。

こういった、知らない知識を楽しく取り込めるのもマンガの良さですよね。

 

ちょうど、アニメ版はたらく細胞の公式動画があったので、この動画を見てもらうと、この作品をよりイメージしやすいと思います。

動画を見ていただくとわかると思うのですが、赤血球は穏やかな癒し系キャラなのですが、白血球が絵柄に合わず、バシバシ流血シーンを作るバイオレンスなキャラです。

このギャップが世間にウケているのかもしれませんが、私は、この流血シーンを控えめにしたら、子供と楽しく勉強できる教材になるのかなと思ってしまい、少し残念でした。

 

まとめ

まとめ

まず、免疫システムを勉強するとっかかりには最適化も!?

白血球 (好中球) の活動に関する表現はさておき、とっつきにくい「免疫システム」を題材にして、ここまでコミカルに表現できている清水茜先生の描画力に脱帽です。

現在、アニメの放送開始と合わせてはたらく細胞の1巻が Amazon で0円となっているため、これを機会に是非読んでいただきたいです (2018/7/14 時点の情報です)。

 

はたらく細胞は、Dアニメストア (31日間無料で視聴できます) でも視聴できますので、よかったらアニメも見てください。


私はマンガやアニメで勉強する事ができると思っている派なので、こういったマンガがもっとたくさん増えて子供や若い人の手に届けば、色々な分野に興味をもつことができると思っています。

清水茜先生や未来のマンガ家さん、応援しているので頑張ってください!

(コンピュータの処理構造やTCP/IPのようなネットワークの世界を擬人化したら、ウケると思うんですが)

 

それでは。ごきげんよう。

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