どうもこんばんは。肉球 (@nikuq299com) です。
本日は、パスワード管理の定番である 1Password を紹介します。
なぜかというと、昨日のツイッターにAppleが全従業員へ1Passwordを配布するというツイートがあったためです。
これを機会に、まだ利用していない皆さんにもこのアプリの有用性を知ってほしいのです。
Apple、全従業員に1Password提供へhttps://t.co/NNKZu6e2rV pic.twitter.com/1gAmlookJI
— ITmedia NEWS (@itmedia_news) July 12, 2018
目次
はじめに
パスワード管理を甘く見てはいけない!
「パスワード管理を甘く見てはいけない!」、この一言につきます。
Apple や Google など、あらゆるサービスは、それぞれのIDとパスワードを必要とします。
みなさんは各サービスのIDとパスワードを個別に管理できていますか?色々なサービスで同じパスワードを使い回していませんか?
最近は、Appleをはじめとして、SMSを使った2段階認証が普及してきましたが、サービスによっては、まだまだセキュリティ面で不安なサイトもたくさんあります。
もし、各種サービスでパスワードを使いまわしており、ある一つのサービスでパスワードが漏洩したら、加入しているサービス全てがアウト!ということになりかねません。
そこで紹介したいのが、1Passwordというサービスです。
1Password のススメ
1Passwordのここがすごいんです!
1Passwordができること
1Passwordを使って便利だと思ったことを以下に記載していきます。
パスワードを覚えるのは1個だけでよい
パスワードを覚えておくのは、1Passwordへログインするためのマスターパスワード1個でよくなります。
ランダムパスワードを生成できる
指定した条件に応じて、パスワードを自動で生成してくれます。
パスワードを一元管理できる
1Passwordを使えば、全てのアカウント (ID、パスワード) をこのソフトで管理できます。
マルチプラットフォームに対応している
少なくとも、MacとWindows、iOSとAndoroidのサポートは、公式サイトで確認しました。
Linuxを含むUNIX系OSは、公式サポートしていないようですが、Wine (Windowsのエミュレータ) を経由すれば利用できるのかもしれません。
また、1Passwordは各種ブラウザの拡張機能を用意しており、ログイン時にわざわざ1Passwordを起動しなくても、パスワードを入力できるようになっています。
公式サイトでは、Safari、Chrome、Edge、Firefox、Operaの拡張機能を公開しています。
以下は公式サイトのChromeを使った説明動画です。
1Passwordを利用する上での注意点
マスターパスワードは絶対に忘れてはいけません。
マスターパスワードを忘れた場合、1Passwordに格納している情報を参照する術がなくなります (セキュリティ上、開発元の AgileBits もマスターパスワードを知ることはできませんし、初期化することもできません)。
マスターパスワードを忘れるという事は、全てのサービスを利用できなくなるということなので、管理には十分注意してください。
1Passwordを運用するためのコスト
1Passwordはサブスクリプションサービスで、利用開始から30日は無料ですが、無料期間終了後は、月払で400円、年払で4,100円になります。
私は月額350円弱であれば、保険として妥当なコストと考えているので、年払で契約をしています。
1Password の使い方
IDの登録を行う
早速、IDの登録を行いましょう。
私はiPhoneで登録しましたが、Mac、Windows、Andoroidでも同様の作業は可能です。
まずは、コチラから1Passwordをダウンロードして開いてください。
この記事を読んでいる人は、1Passwordを初めて利用すると思うので、「トライアル開始」を押下してください。
次に、プランを選択します。
1Passwordのサービスは、最初の30日を無料で使用できますが、それ以降は自動更新で課金されます。
月払は400円、年払は4,100円なので、年払いの方が若干お得です。
課金の方式を選んだら、「Try free for 30 days」ボタンをを押下してください。
ユーザIDとして使うメールアドレスを入力して、「Continue」ボタンを押下してください。
間もなく、先程入力したメールアドレスに6桁の認証コードが送られてきますので、このコードをアプリの画面に入力してください。
この画面に6桁の認証コードを入力して、「Continue」ボタンを押下します。
続いて、First Nameに名、Last Nameに姓を入力して、「Continue」を押下してください。
次に、マスターパスワードを入力して、「Continue」ボタンを押下してください。
繰り返しになりますが、前述したとおり、マスターパスワードは第三者による初期化ができないので、絶対に忘れないでください。
先程設定したマスターパスワードを入力して、「Sign In」ボタンを押下してください。
これで登録完了です。iOSの1Passwordは、マスターパスワード入力をFace ID や Touch IDで代替できるため、これらを利用したい場合はチェックを入れて「Let’s Go」を押下してください。
実際にサービスに適用する
次は、実際にFacebookへ1Passwordを適用してみましょう。
まずは、Loginsを押下してください。
次に、画面の右上にある「+」を押下して、他の候補を表示します。
一覧からFacebookを選択します。
Facebookのユーザ名、またはメールアドレスを入力して、「→」を押下して下さい。
既存のパスワードで登録してもよいのですが、せっかくなので、ここは1Passwordのランダムパスワードを作って登録します。
画面上に、「新しいパスワードを生成」という欄があるので、押下します。
1Passwordは、下記の2画面に設定する条件から、ランダムパスワードを生成してくれます。
条件その1
条件その2
パスワードの生成を完了したら、Facebookのパスワードを先程生成したランダムパスワードに変更してください。
Facebookのパスワード変更方法は後述する「番外編. Facebookのパスワードを変更する」を参照してください。
Facebookのパスワード変更を完了したら、画面上の「ウェブサイト」を押下してください。
FacebookのユーザIDとパスワードを入力済みの画面を表示するので、「ログイン」を押下してください。
Facebookにログインできれば、設定完了です!
番外編. Facebookのパスワードを変更する
まずは、先程生成したランダムパスワードをクリップボードにコピーしておきます (パスワード文字列をタップし、ポップアップメニューから「コピー」を選択してください)。
まずは、Facebookアプリを立ち上げて右下のメニューボタンを押下します。
次に、設定とプライバシーを押下します。
次に、セキュリティとログインを押下します。
次に、パスワード変更を押下します。
この画面で、現在のパスワードと、先程1Passwordで生成したランダムパスワードを新しいパスワードに設定して、「変更を保存」を押下してください。
1Passwordを使ったログイン手順
今後、Facebookにログインする場合は、パスワード入力画面で外部連携ボタンを押下し、1Passwordから対応するサービスを選択すれば、自動でパスワードを入力してくれます。
以下、公式サイトの説明動画です (英語ですが、使い方は画面を見ているだけで理解できると思います)。
まとめ
一段上のパスワード管理をしたい人にはおすすめのサービスです!
このサービスの品質については、Appleが全社員に配布するくらいなので、問題ないと考えます。
パスワード漏洩による事故は、現時点で被害を受けていない人でも、今後被害を受ける可能性は十分にあるため、問題か起きる前に十分な備えはしておくべきだと考えます。
iOS版 (iPhone、 iPad用) の 1Passwordは下記バナーから、Mac版はコチラからダウンロードできます。
最後はちょっと愚痴ですが、公式サイトの説明動画を最初に確認すべきでした、ここまで充実した動画が揃っているなら、チマチマ画面のスクリーンショットを取る必要なかったかな。。。
みなさんも、事前のドキュメント精査は十分に行ってください(ノД`)シクシク
それでは。ごきげんよう。
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