iPad Pro 10.5 は ペーパレス 断捨離 の最高のお供です!

iPad Pro 10.5 は ペーパレス 断捨離 の最高のお供です!

どうもこんばんは。

肉球 (@nikuq299com) です。

今日は私の iPad 活用方法を紹介します。

私は iPad をいつも持ち歩いているのですが、知人と会ったりした時に iPad を使うと、スマホがあるのになんでタブレットまで持ち歩いているの?という質問をよく受けます。

ガジェットに興味のない方は、 iPhone と iPad を同じものとして捉えるようです。

確かに、 iPad の見た目は、 電話できない巨大な iPhone ですが、その本質は全然違うのです!

この記事が、読んでくださった方に、何かの気付きになれば幸いです。

 

はじめに

ポイント1

iPad はペーパレス化を協力にサポートしてくれます!

私は、数年かけて iPad Pro 10.5 でプライベートの ペーパレス 化を実現しました。

ペーパレス化の目的は、生活空間や時間、お金など、ムダな生活コストの削減です。

私達の生活は、本や漫画、雑誌、新聞、手紙など、色々な紙媒体が存在します。

紙媒体の良いところは、書き込みをしたり、スクラップしたりなど、媒体に対してアナログな作業を行えることです。

ただ、紙媒体はアナログである事により、かさばる、機械検索できない、紛失するなどの悪い点も存在します

私は、プロフィールでも書いている通り、趣味が読書なので、 断捨離 を行う前は頻繁に書籍や雑誌を購入していました、もちろん紙で

更に、私は収集癖があり、読んだ本はすぐ売ってしまえば良いのに、いつか使うかもしれない、とか、本棚に並ぶ本を見ているだけで癒やされる、とか言う理由で、部屋に本が貯まる一方でした。

一時期、部屋の約3分の1が、本棚に収納できなかった本を積めたダンボールの山で占拠されたことがあるほどです(´・ω・`)

 

iPad Pro 10.5 をペーパレス端末に選んだ理由

一番の理由は、私が Apple 好きだからです(`・ω・´)

でも、この結論にいたるまでに、Androidタブレットも色々使っていたんですよ (Nexus7、XperiaZ Ultra、Kindle Fire HDなど)。

そして、最終的に落ち着いた先は、 iPad Pro 10.5インチ になりました。

私がこの結論にいたった決め手は、以下2点です。

 

iPadは度重なるリリースを経て成熟した

これに尽きると思います。

少なくとも、私が使ってきたAndroidタブレットは、iPad を超えると思わせた機種に巡り会えませんでした ( 現在は状況が違うかもしれませんが ) 。

Wikipediaによると、iPadは、2010年から現在までに、15種類のiPadを世の中に送り出しています。

下記年表は、Wikipedia における iPad からの転載です (著作者の記載なし)。

表1. iPadモデルの変遷iPad リリースの年表です。

 

機種としては、 iPad 、 iPad mini 、 iPad Air 、iPad Pro の4機種をリリースしており、私は全部利用しました (マイナーチェンジのモデルは購入していません)。

現在使用しているiPad Pro 10.5インチは、その中でも一番のお気に入りです。

理由は下記の通りです。

  • iPad (1st)  → 購入当時は気にしなかったが、今思い出すと重いし、遅かった
  • iPad mini2 → 私にはRetinaを使っても画面が小さかった
  • iPad Air2 → iPad の大きさと iPad mini  の軽さのいいとこ取りだった
  • iPad Pro 12.9インチ → Apple Pencilに感動したが、とにかく重かった
  • iPad Pro 10.5インチ → iPad Pro 12.9インチの欠点である重量が軽くなった、リフレッシュレートが倍になってApple Pencilの筆跡がヌルヌルになった

Apple Pencilが秀逸だった

Apple Pencil は、本当に秀逸です。

私はイラストを書いたりはしない (やりたいけどできない) ですが、Apple Pencil は、 iPad を紙と同等の媒体として扱えるほど、違和感なく利用できています。

イラストを書かないのに、 Apple Pencil で何をするの?と思われる方がいるかも知れませんが、今はPDFに書き込みできるようなアプリがあるため、例えば、インターネット上で取得したPDF資料は、Apple Pencil を使って紙のように注釈を入れることができます。

私は、 iPad でGoodNotes 4 というアプリを使っていて、過去のエントリーで、参考資料として参議院サイトから入手した、民法の成年年齢引き下げの意義と課題 というPDFデータにも使っていました。

成人式

【 国内ニュース 】民法改正における 成年年齢 の18歳引き下げについて

2018年6月15日
手書きPDF

 

 

 

 

 

 

 

iOS版のGoodNotes 4はこちらからダウンロードできます。

 

断捨離 後のペーパレス生活が快適すぎる

ポイント2

部屋から紙を駆逐することで、部屋が広い!大事な書類をなくさない!!カバンの中に本棚を携帯できる!!!

プライベートのペーパレス化を行うにあたり、具体的には下記2点を実施しました。

 

紙媒体は思い切って全て捨てる

思い切って、紙の書籍や雑誌、コミック等は、全て捨てました。

コツコツ収集した本を処分するのは、心が痛みましたが、以下の整理で割り切りました。

最初の計画は、紙媒体の本を全て自炊しようとしていましたが、即中止しました。

中止した理由ですが、本の自炊は、とても時間がかかるんです。

コミック1冊ですら、下記工程を踏むと1時間はかかっていたと思います。

  1. 裁断機で本を裁断する
  2. ドキュメントスキャナで裁断した紙をPCへ取り込む
  3. 取り込んだPDFに問題がないか目見する
  4. 表紙の表面と裏面をカッターで切り取り、PCへ取り込む
  5. 工程2と工程4で作成したPDFをAcrobatで結合する

この作業は、なにも起きなければ1時間で終わりますが、工程2でジャムったりしたら、ドキュメントスキャナの清掃、PDF化工程中断による結合作業の増加などで更に時間がかかります。

コミックを400円としたら、私がコミック1冊に費やす作業時間はうまくいって1時間なので、時給400円で作業していることになります。

これなら、コンビニでバイトして、Kindleで電子書籍を買い直した方が良いという結論になりました (時給800円でも2冊買えます)。

小説を始めとする活字本も、紙や電子書籍のようにフォントを埋め込んでいない画像なので、取り込んだ本を読むと、字が汚くてとても疲れるので、中止しました。

自炊代行サービスも検討したのですが、調査を行うと、どこも十分な品質で納品されないという判断になりました。

 

モノを持つ事は負債を抱える事と考える

一番分かりやすい例は、住居の占有スペースです。

モノが多ければ、それだけ広い部屋が必要になるため、住居に充てる費用が大きくなります。

モノが富を生み出す源泉であるならば問題ありませんが、一度読み終えて何年も寝かせている本で住居のスペースを取ることは、負債を抱える (増えた家賃分の事です) と同義です。

私は、元々物を捨てられないタイプなので、引っ越しをする度に、広い部屋を探し、その部屋代も馬鹿になりませんでした。

本を 断捨離 した当時、部屋を眺めたら、「この部屋、こんなに広かったのか」と驚いた事を覚えています。

今では、本以外にも色々 断捨離 を行い、ざっと部屋を見渡す限り、4畳半のスペースでも生活できそうです。

 

街の本屋さんは私の本棚と考える

一度処分した本が再度必要になった場合は、再度本屋さんで購入すればよいのです。

本を必要とした時に少し費用がかかりますが、街の図書館も、書店の本棚も、Amazonの倉庫も、みんな自分の本棚と考えると、いつ使うか分からないモノのために高い家賃の広い部屋を借りるより、費用対効果に優れると考えます。

 

書籍、雑誌、コミックは全て電子書籍で購入する

せっかく紙媒体を処分したので、基本的に書籍はKindleをメインとして電子書籍のみを購入しています。

これにより、所有する全ての本はクラウド上に保管され、 iPad があれば、いつでもどこでも購入した本を参照できます。

また、クラウド上に本を保管する利点として、例えば、出先で iPad がなくても、 PC さえ確保できれば、iPadと同等の環境を作ることができます。

ちなみに、少し贅沢かもしれませんが、私は活字本を Kindle Paper White、雑誌等の画像が多いカラフルなものはiPad で読むよう使い分けています。

言い訳ですが、eインクは目への負担が少ないし、サイズも文庫本並で邪魔にならないんです(´・ω・`)

 

必要な書類等は全てスキャナでPCに取り込んでクラウド上に配置する

銀行やクレジットカード関係などの金融関係は、書類での契約取り交わしが必須ですが、そういった書類は全て複合機のスキャナでPCへ取り込み、クラウド上へ保管します。

これにより、大事な書類をなくすことなく、検索も容易にでき、 iPad のスペースだけで保管できます。

 

PCで作成したドキュメント類は基本印刷しない

例えば、Microsoft Office で作成したドキュメントは、基本印刷せずに、タブレットを使って参照します。

複数人で参照しなければならない場合は、クラウド上で関係者とドキュメントを共有して議論を行います。

Office365 solo は、年間1万円強で Microsoft Office の最新版と容量 1TB のクラウドストレージサービス (One Drive) を利用できるため、かなりお得感があります。

 

 

もう1点おすすめしたいのが、Evernote の活用です。

Evernote は、とにかく何でも簡単にクラウド上にデータを保存できます。

(例. iPhone や iPad 、 Mac で参照しているWebサイト、撮ったばかりの写真、メール等)

Evernote を使うことにより、メールを印刷したり、食べログの地図を印刷したり等の紙出力がなくなりました。

Evernote は、 無料版でも十分に利用できるのですが、私はストレージの容量を大きくしたかったので、プレミアム版を使っています。

iOS版は下記リンクからダウンロードできます ( macOS版は コチラ ) 。

こういったソフトも、ダウンロード版を利用できれば、DVDメディアや紙媒体で付属しているシリアルコードの保管が不要になる等、アナログなトラブルが無くなって良いですよ。

Amazonでダウンロード版を購入すれば、ライセンスキーはAmazonを使っているアカウント上で管理してくれますし、仮に店舗で紙のライセンスキーを貰ったとしても、スマホで写真を撮ってEvernoteへアップロードしてしまえば、紛失の危険はなくなります。

 

まとめ

まとめ

私にとって、iPadは、インターネットに接続でき、ハードディスクが付属した何千冊、何万冊の本である!

ここ最近はクラウドサービスも使いやすくなってきており、大切なデータはクラウド上で保管することで、ファイルが消えた!というような悲惨な事件は減ると考えています 。

世界中からアクセスできるクラウド上に、大切なファイルを配置する事は、抵抗を覚える方もいるかもしれません。

私もそれは考えたのですが、少なくとも、ハードディスクが故障するとか、PCを盗まれた、というようなリスクを孕む自宅の脆弱な環境を考えると、クラウド上にファイルを配置した方が安全ではないかという結論になりました (大企業が管理するサーバは、個人宅の環境よりセキュリティが高いはず)。

執筆時点であれば、2018年3月に発売した iPad ( 第6世代 ) は、グラフィック機能以外、iPad Pro 10.5インチとほぼ性能が変わらないうえ、最安値で37,800円 (税別、ストレージ32GBモデル、値段は執筆時点のもの) と非常に安価なため、ペーパレスを推進する際のコストはかなり下がります。

私は、値段が高くなるストレージ容量が多いモデルを買うなら、iCloudストレージの有料プラン 等を使って運用した方が、データの保全性も確保できて良いと思います。

iCloudストレージの有料プランは、執筆時点で50GBで130円/月です。

仮に、iPadの減価償却をかなり長めの5年としても、合計は、130 (円) × 12 (ヶ月) × 5 (年) = 7,800円です。

iPad (第6世代) の上位モデル (ストレージ128GB) は、執筆時点で48,800円のため、下位モデルとの差額11,800円より安くなります。

そもそも、Office365 solo を購入すれば、Microsoft Office のついでに1TBのOne Drive ストレージがついてくるので、Microsoft Officeを利用する人は、iCloudストレージの有料契約すら不要です。

みなさんも、ぜひ、プライベートのペーパレス化をお試しください。

 

それでは、ごきげんよう。

コメントを残す