どうもこんばんは。
肉球 (@nikuq299com) です。
最近、懐かしい名作が深夜アニメでちらほら見られますよね。
本日は、私の中でかなりの名作に位置づけられている からくりサーカス の紹介をします。
からくりサーカス は2018年10月から深夜アニメで放送されているようで、私はAmazonプライム・ビデオで視聴しています。
はじめに
場所、そして時を超えた壮大なストーリーが魅力です!
まずはYoutubeの公式プロモーションPVが3本あったので紹介します。
このPVを見てもらえると分かると思うのですが、オープニングの担当がBUMP OF CHICKENだったり、しろがねの声がエヴァンゲリオンの綾波さんだったり、アラフォー世代をかなり意識しているのではないかと思われる演出です。
からくりサーカスは原作でコミックの単行本が43巻と以外に長編なので、アニメは色々なシーンがカットされていました。
現代の放送コードに引っかかりそうなグロいシーンや、リーゼさんが仲間になる時のビースト退治、ついにはストーリーで重要な位置づけになると思われる、しろがねOのジョージさんは、その存在まで端折られている感じです。
アニメを見てもっと深く物語を知りたいと思った場合は、迷わずに原作を手にすることをおすすめします。
内容
奇病に苦しむ青年、命を狙われる少年、謎多き少女が織りなす物語です!
からくりサーカスの紹介
20代の方はからくりサーカスを知らないのではないでしょうか。
原作となるマンガは、私が学生時代のときに週刊少年サンデーで連載していました。
手元にあるKindleの1巻を見てみると、初版は1998年1月15日なので、なんと20年前に連載開始したものでした。
以下は、Amazonサイトに載っているからくりサーカスの紹介です。
小学5年生の才賀勝 (さいがまさる) は父親の事故死によって莫大な遺産を相続したことをきっかけに命を狙われていた。そんな折、青年 加藤鳴海 (かとうなるみ) は偶然にも勝と出会い、手を差し伸べることを決意する。しかし、勝を追ってきたのは人間ではなく高い戦闘能力を持つ人形使いたちであった。窮地に陥った二人は突如姿を現した懸糸傀儡 (マリオネット) を操る銀髪の少女しろがねに助けられる。こうして、日本で出会ったこの3人は数奇な運命の歯車に巻き込まれていく ー ©藤田和日郎・小学館 / ツインエンジン
原作者は、これまた週刊少年サンデーで人気を博したうしおととらを書いた藤田和日郎さんです。
からくりサーカスの概要
この物語は、ゾナハ病という他人を笑わせないと死んでしまう奇病に苦しむ加藤鳴海 (以降、鳴海) と命を狙われている才賀勝 (以降、勝) が出会う事から始まります。
勝を襲うのは人間ではなくからくり人形で、拳法を使う鳴海も苦戦します。
そんなときに登場した懸糸傀儡を扱う少女しろがねによって、鳴海と勝は窮地を救われます。
ここから、長く壮大な物語が始まるのです。
この物語は、一時の平穏を得た勝としろがねの穏やかな生活と、血で血を洗う修羅に落ちた鳴海の壮絶な戦いの日々を並行で描いていきます。
各主人公はそれぞれの生活で色々な仲間との出会いや別れを繰り返し、やがてバラバラに進んでいた物語の線が一本に収束されていくのです。
私がからくりサーカスを好きな理由
この作品の素晴らしいところは、キャラが立っているところだと思います。
鳴海、勝、しろがね以外にもこれからたくさんの魅力的なキャラが登場しますが、熱血漢の鳴海、強く有りたいと願う勝、勝の事以外はポンコツなしろがねの行動は、見ていてとても惹き込まれます。
特に鳴海の男気は、週刊少年誌全盛期に多感な時期を過ごした人たちの共感を弾いたのではないでしょうか。
弱いものを守りたいけど、自分の力が及ばず、目の前で大切なものが消えていく。
でも、それでも困難に立ち向かう姿は、いずれ周りの人間をも巻き込み、大きなうねりを作っていきます。
今となってはワンピースくらいにしか引き継がれていない、このアツイストーリーが、私はやっぱり大好きなんだと再認識してしまいました。
まとめ
ストーリーを抑えたい方は原作を読むことをおすすめします!
アニメ版からくりサーカスは、音と動きによる演出で、原作を読むのとはまた違った楽しみ方ができます。
決められた尺で完結させるため、ところどころ重要と思われるストーリーを端折っているのが残念でしたが、それでも原作を知らない人にとって入門として良いコンテンツだと思います。
私は3話を見た時点で、アレ?と思い、つい原作を1巻から43巻まで読み返してしまいましたが 笑
もし、アニメを見て興味が湧いた方は、ぜひ原作の方も読んでください!
それでは。ごきげんよう。
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