ツール・ド・フランス 2018 について紹介してみる

ツール・ド・フランス 2018 について紹介してみる

どうもこんばんは。肉球 (@nikuq299com) です。せっかくなので、先日の記事で触れたツール・ド・フランス 2018にちなんで、ロードレースとツール・ド・フランスついて、紹介したいと思います。

Amazon Prime Video チャンネル でツール・ド・フランス!

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2018年7月5日
 ロードバイクに乗らない人でも、ツール・ド・フランスという単語は聞いたことがあるかもしれません。この時期期、書店のスポーツコーナーに置いているロードバイク関連の雑誌でよく取り上げられているためです。最近はアニメや漫画で弱虫ペダルがブームになったと思いますが、あれをプロが実際に行っているレースです。ちなみにですが、ロードバイクはダイエットを始めとした有酸素運動に最適な乗り物なので、ロードバイクに興味がなくても痩せたい方はぜひ、この機会に興味を持ってください (*゚∀゚)J Sports のツイートについている映像ですが、コレをみてもらえれば、ツール・ド・フランスのイメージが掴めると思います。

https://twitter.com/jspocycle/status/1013250594121789442

はじめに

ポイント1
ツール・ド・フランスは世界最高峰のロードバイクレースです!

ロードバイクレースの簡単な説明

自転車競技は、一人で走る個人戦と、チームで走る集団戦の2つがありますが、ツール・ド・フランスは集団戦のため、今回は後者の説明をします。集団戦で勝つこととは、チームの誰か一人が最初にゴールを切ることであり、それぞれが役割分担を持ってレースに臨みます。具体的には、エースと他のアシスト役 (平地が得意なスプリンター、山岳が得意なクライマーなど) が存在し、チームはエースのために走る、というのが基本的な戦略となります。アシスト役はエースの前に出て風よけ役になり、エースは終盤まで脚力を温存し、その温存させた脚力を最後に爆発させて1位ゴールを狙います。ロードバイクに乗らない人はご存じないかもしれませんが、自転車は風の影響を強く受けます。ちまたで、自転車に乗っている人がピチピチのサイクルウェアを使っているのは、極限まで風の抵抗を減らすことが目的なのです。また、ロードバイクは駆け引きも重要な要素になります。一つのチームを倒すために、複数のチームが協力しあったり、どのタイミングでラストスパートをかけるかなど、選手は状況にあった判断を求められ、そこがロードバイクレースの魅力の一つでもあります。ひとつひとつ説明するとこのテーマ内で終わらないので、詳細を知りたい人は、弱虫ペダルを読んでみてください!

ツール・ド・フランスはグランツールの最高峰レース

ツール・ド・フランスは、グランツールと呼ばれる、三大ロードバイクの中でも最高峰のレースです。ちなみに、ツール・ド・フランス以外のグランツールは、イタリアで開催するジロ・デ・イタリアとスペインで開催するブエルタ・ア・エスパーニャがあります。ロードバイクはヨーロッパで盛んに行われているようですね。日本でも、宇都宮で開催するジャパンカップや、ツール・ド・フランスの出場選手がデモ走行を行うさいたま新都心駅周辺で開催するツール・ド・フランスさいたまクリテリウムなどのイベントがあるのですが、あまり話題になりません、残念なことです(´・ω・`)

レース内容はとても過酷

J Sports にツール・ド・フランス2018の大会スケジュールを掲載しているのですが、大会の期間は2日の休養日を含めて、なんと23日 (2018/7/7 〜 29) あり、この期間中に自転車で約3,300Kmを走り切るレースです。当然、山岳コースも存在し、その標高差は2,000m と、自転車で走るにはあまりにも過酷なコースとなっています。

ツール・ド・フランス の歴史

私もWikipediaに乗っていることくらいしか知りませんが、ツール・ド・フランスは、今年で105解明を迎える、伝統のあるレースですが、結構紆余曲折があったらしいです。以下はWikipediaからの抜粋です。

  • 1903年にスポーツ新聞社の宣伝企画から始まった
  • 初期のレースは休みがなく、道路脇で寝ることもしばしばあった
  • 1915〜1918年は第一次世界大戦中で大会を中止した
  • 一時期、現在のような商業スポンサーによるチームの参加は禁止されていた
  • 1940〜1946年第二次世界大戦中は大会を中止した
  • 1960年代頃から政治的な闘いの結果、商業スポンサーによるチームの参加が再びできるようになった
  • 1999〜2005年に、ランス・アームストロングが大会7連覇を達成した

が、ツール・ド・フランスの中で有名な事件の一つが、ランス・アームストロングのドーピング事件で、この事件単体でWikipediaにまとめられるくらい有名なようです。アームストロングは、1999年〜2005年で大会7連覇という偉業を成し遂げた偉大な選手とされていましたが、後日、ドーピングが発覚し、7連覇の成績を剥奪されてしまいました (ドーピングはアームストロング自身も認めている)。この7大会は、2位以降の順位繰り上げもなかったため、優勝者不在となっています。

自転車マメ知識

せっかくなので、ツール・ド・フランスにちなんで自転車のマメ知識?も載せておきます。

カロリー消費しすぎ

ツール・ド・フランスに出場する選手は、1日に150〜200Kmを走り、1日あたの消費カロリーは、8,00010,000Kcalと言われています。なので、選手は常に補給食を食べながら自転車を漕いでいます。私が埼玉県に住んでいた時、毎週末に荒川サイクリングロードを往復120Km走っていたのですが、6時間ほどで走り切るペースでも、たしか、2,000〜3,000Kcalくらい消費していたはずです (当時はGarmin Connect やApple Watch を使っていなかったため、記録が残っていませんでした)。

日本だったらスピード違反

ツール・ド・フランスの山岳コースで下りを走る場合、ロードバイクのスピードは、時速80Kmほどになることもあるそうです。あの片手で持ち上がるような不安定で軽い車体で時速80Kmとか、あいつら人間じゃない!と思います。ちなみに、私は下り坂を降りる場合、時速60Kmを超えたら恐怖に耐えられず、ブレーキをかけてしまいます。

ツール・ド・フランスと関係ないけど

警視庁が公開している改正道路交通法 (自転車に関する部分を抜粋) から、覚えておいたほうが良いことを書いておきます。

  • 自転車は左側を走らなければ違反となり、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
  • 信号無視をしたら違反となり、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
  • 乗用車同様に標識を守らない場合は違反となり、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
  • 踏切で左右確認しないと2万円以下の罰金、または科料
  • 道路標識の一時停止を無視した場合は、3ヶ月以下の懲役、または5万円以下の罰金
  • ヘッドホンやイヤホンをつけながら運転することは禁止

自上記内容を整理したページが警視庁のサイトで公開していますので、ぜひご一読いただき、自転車マナーの向上にお役立てください

自転車に関わる道路交通法は、意識して情報を取得しないと知らないことが多いので、自信のない方は、一度みておいたほうが良いと思います、理由も分からずに、警察にパクられたら最悪ですし。

まとめ

まとめ
見たことない人にも、楽しんでみてほしいです!
J Sportsのサイトを見る限り、開幕日は無料で視聴でき、J Sportsに入会する場合でも、14日は無料で視聴できるようなので、興味があったら、ぜひ見てくださいね。私も超絶詳しいわけではありませんが、まずは、チームスカイ に注目してみてください。このチームに所属するクリス・フルームは、今年のツールで4連覇がかかっているので、きっと熱い展開を見せてくれるはずです。フルームは、直前でドーピング疑惑が出ていたようですが、無事に出場できてよかったです。https://twitter.com/cyspo/status/1013788603527278593 個人的なことですが、私もチームスカイと同じPINARELLO に乗っていたため、チームスカイに少しだけ思い入れがあります (ロードバイクは断捨離で手放し、今は普通の自転車しかないですが(ノД`)シクシク)。 それでは。ごきげんよう。 

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