Kindle Oasis (第9世代) は嗜好の電子書籍端末だった。

Kindle Oasis は嗜好の電子書籍だった。

どうもこんばんは。

肉球 (@nikuq299com) です。

 

先日、Amazonで開催されたCyber Mondayで Kindle Oasis を買ってみたので紹介します。

 

はじめに

ラベル名

Kindle ヘビーユーザなんです。

 

初めに言うと、私の読書スタイルは電子書籍派です。

Kindle で発売されていないものや図書館でしか借りることができない書籍は紙媒体を使いますが、それ以外は全て電子。

活字はKindle、マンガや雑誌などの絵、図を伴うものはiPad Proを利用しています。

iPad Pro 10.5 は ペーパレス 断捨離 の最高のお供です!

iPad Pro 10.5 は ペーパレス 断捨離 の最高のお供です!

2018年6月18日

 

過去に断捨離を行ったとき、山のように部屋に残っていた紙の書籍を全て処分し、自炊したり、Kindle版に買い替えたりしたため、我が家には紙の書籍が殆どありません。

このおかげで部屋がめちゃめちゃ広くなりました。

 

今までは2014年に購入したKindle White Paper (第6世代) を利用しており、特に不満はなかったのですが、そろそろそ減価償却できただろうということと、自分へのご褒美として、Kindle Oasis を買ってみました。

 

 

Kindle Oasis の魅力をアピールしてみる

ポイント2

4年という歳月がもたらした進化を感じさせる出来映え!

 

Kindle Oasis の評価を一言で言うと、「なぜもっと早く買わなかったのだろう」というくらい、良い出来映えだと思っています。

 

Kindle Paerwhite と比較してみる

私が利用していたKindle Paperwhite (第6世代) は、販売終了していて詳しいスペックを調べることができなかったため、ニューモデルのKindle Paperwhite と Kindle Oasis を比較してみます。

比較内容Kindle OasisKindle Paperwhite
価格¥ 13,980¥ 29,980
内蔵ライトLED 5個LED 12個
明るさの自動調節機能付き
ページ送りタッチスクリーンタッチスクリーン
ページめくりボタン付き
解像度300ppi300ppi
バッテリー数週間
明るさ10設定、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用
数週間
明るさ10設定、ワイヤレス接続オフ、一日30分使用
接続Wi-Fiまたは
Wi−Fi + 無料4G
Wi-Fiまたは
Wi−Fi + 無料4G
重量Wi-Fi: 182g
Wi-Fi + 無料4G: 191g
Wi-Fi: 194g
Wi-Fi + 無料3G: 194g
サイズ167 × 116 × 8.18 mm159 × 141 × 3.4 - 8.3 mm
画面サイズ6インチ7インチ
反射抑制処理ありあり
ストレージ容量8GB / 32GB8GB / 32GB
防水性能ありあり

新型のPaperwhiteのスペックもかなりOasisに肉薄しています。

これまでのKindleは、「無印」「Paperwhite」「Voyage」「Oasis」という4つのラインナップがあったのですが、Voyageは今回のモデルチェンジで販売終了してしまい、PaperwhiteがVoyageの位置付けに昇格した感じです。

私は32GB、広告なし、Wi-Fiのモデルを選択しました。

 

Kindle Oasis と Kindle Paperwhite を実際に比較してみる

 

私が利用していたKindle Paperwhite (第6世代) と比較すると以下のようになります。

 

最初にKindle Paperwhite、Kinde Oasis、iPhone X を並べて写真を撮ってみました。

PaperwhiteとOasisを比較すると明らかに画面が大きいですね。

私にとって画面が大きいことは正義なので嬉しい仕様です。

Kindle を並べてみる。

 

続いて厚さです。

Kindle Oasis の特徴で、持ち手の部分に厚みがあります。

というより、持ちての部分以外を薄くして軽量化を図っているのでしょうね。

実際に持ってみると、持ち手よりに端末の重心が傾いているため、明らかにPaperwhiteより取り回しが良いです。

Kindle Oasis の厚み

 

続いてKindleを持つ時のポジションです。

私は軽いKindleやスマホを保つ場合は基本的に右手持ちなので、非常に使いやすいです。

というのも、電子書籍の一般的なユーザインタフェースとして、ページを進める場合は画面の左端を、戻すときはページの右端をタップすると言う仕様に対して、右手持ちは非常に使いづらいんです。

ページめくりボタンを付けてくれたことで、かなり楽にページを進めることができるようになりました。

ページを進める ページを戻す

 

ちなみに、Kindle Paperwhiteを右手だけで操作していたときはこんな持ち方に。

例えば電車に乗っている場合は、左手で手すりにつかまり、右手で全て操作するのでこんな持ち方になります。

若干いびつな持ち方だったので、ちょっと疲れるんです。

Paperwhiteのポジション

 

 

実際の使い心地

Kindle Oasis を使って良かった点と悪かった点を書きます。

 

良かった点1. 軽い!

スペック上、OasisよりPaperwhiteの方が軽いのですが、Oasisは取り回しが非常に軽いです。

理由は2点。

1点目は先に述べた端末の形状です。

Oasisはその形状から、重心が持ち手よりになっています。

逆にPaperwhiteは形状が均等であるため、テコの原理で持ち手から離れた場所の重みがダイレクトに手首に来ます。

正直、Kindle自体が対して重くないので致命的ではありませんが、持ち手の疲労度は明らかに軽減しました。

 

2点目は純正カバーを付けて使っているためです。

Paperwhiteは純正レザーカバーを使っていたのですが、これが革製品とは思えない重さでした。

今回はその反省を生かして純正カバーは購入しませんでした。

本当は裸で使いたかったのですが、寒い場所だとアルミボディが冷たくて持てず、しかたなくファブリック製の純正カバーを購入しました。

ファブリック製カバーは軽い分だけ薄い作りになっているため、保護力はレザーカバーに劣りそうですが、今回は軽さを最重視したので仕方ないですね。

 

良い点2. 画面が広い!

大きい画面は正義。

私はいかなるデバイスの画面も、その機器の最適な範疇の中で最も大きいサイズを好みます。

それは一度に画面へ表示できる情報量が変わってくるからです。

OasisはPaperwhiteより1インチ大きい7インチの画面なので、1ページあたりで表示できる文字数がPaperwhiteより多いんです。

下記の写真は、Oasis、Paperwhite共に文字サイズをカスタムに揃えて同じページを表示したものです。

著作権の都合上、画面のほぼ全てにモザイクを掛けていますが、赤枠で括った文章が同じものです。Paperwhiteの最終行に表示する文章は、Oasisだとだいたい真ん中くらいに表示しています。

Oasis は Paperwhite の倍近い文字数を表示できる

 

良い点3. フォントがキレイ!

個人的にはコレが一番良かったです。

OasisはPaperwhiteに比べてフォントがキレイでとても読みやすいんです。

WindowsからMacに乗り換えたときと同じくらいのインパクトが有りました。

 

悪い点1. まだまだ端末の応答速度が遅い

Oasisを操作する時の応答速度は、Paperwhiteに比べるとかなり速くなっていますが、それでもiPadのようなタブレットと比べるとモッサリ感が否めません。

これはe-inkを使った画面の宿命で、現時点では解決できる技術がないのでしょう。

でも、この問題も、きっと近い内にテクノロジーの進歩が解消してくれると思います。

 

悪い点2. アルミボディが冷たい

これは完全に個人的な理由ですが、アルミボディが冷たすぎて裸で持てないのが残念でした。

せっかく、形状など、持ち手に優しいデザインなのに、カバーを付けないと冬は外で読めない…

コストは上がるかもしれないけど、 iPhoneのようにガラス背面とかにしてくれれば少しは違ったのかなと思っています。

 

 

まとめ

まとめ

Kindle のヘビーユーザは乗り換える価値アリ!

 

Kindle Oasis は Kindle Paperwhiteに比べると、価格が倍以上ということがネックになり、なかなか選択肢に入らないかもしれません。

ただ、電子書籍は私にとって、Kindle は毎日使うものであり、できるだけ快適に利用したい。

そう考えたとき、画面の大きさや持ちやすさ、ページめくりボタンなどの仕様は私にとってかなりありがたいものでした。

端末の価格差は、日頃利用する頻度によって相対的に小さなものになっていくと思うので、快適な電子書籍ライフを過ごしたい方は、ぜひご一考ください。

 

 

 

それでは。ごきげんよう。

 

 

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