どうもこんばんは。肉球 (@nikuq299com) です。本日は私が大好きなマンガ よつばと! (著: あずま きよひこ) の紹介です。出版元はKADOKAWA/アスキー・メディアワークスで、著者は、あずまんが大王でも知られている、あずまきよひこ氏です。
こちらは、特に物語があるわけでもない、いわゆる日常系と言われるジャンルのマンガで、読むとほっこりできるので、ぜひこの漫画を手にとって読んでいただきたいです。
はじめに
汚れた心を清めてくれる!荒んだ心を癒やしてくれる!
以下はAmazonの商品説明からの引用です。
夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来た不思議な女の子。 「よつば」(6歳)に振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル? コメディー。
説明の通り、このマンガは、よつばととーちゃん、そしてお隣さんをはじめとする魅力的な登場人物との日常生活を描いたものです。
ちなみに、よつばはまだ小学校に通っていないので、5歳だと思います (説明文が間違えている!)。
よつばと! の書評
ゆるふわな内容は読者を選ぶかも?
おすすめできる読者層
かなり抽象的な言い方になってしまいますが、子供好きな人で、穏やかな心境になりたい方におすすめしたいです。
大人の日常は、世間の常識?に縛られ、常に論理的な回答を求められ、全てが型にはまったような窮屈な毎日を過ごしている方が多いと思います。
このマンガは、そんな窮屈な考え方から離れ、「よつば」という変わった子供の突拍子もない行動に、つい微笑んでしまうお話なのです。
おすすめできない読者層
子供が苦手だったり、ストーリーのない物語に苦痛を感じてしまう方は、向いていないかもしれません。
ネタバレしない程度の感想
作画、お話共に総じて可愛らしく、癒やされます。
作画
著者の特徴だと思うのですが、絵がとてもシンプルです。イメージ的には、すぴかあやかさんのイラストみたいです (私はこの人の描くイラストが大好きです)。
フードコートで「テクノロジーに見た目が追いつかない」と思った話 pic.twitter.com/L74csNodSO
— すぴかあやか(角田綾佳) (@spicagraph) June 28, 2018
登場人物
このマンガのよいところは、やはりよつばととーちゃんの魅力だと思います。誰とでも仲良く慣れるよつば。お隣さんと仲良くなったら、勝手に家に上がって、一緒に朝ごはんを食べてと、すごい行動力で驚いてしまいました。
けれど、これって私が子供の頃もやっていたんじゃないかな、いや、恐らく、みんな子供の頃って、初めてあった子とも普通に話しかけて、いつの間にか友だちになっていたって事が普通にあったんじゃないかなと思います。
このマンガは、こういった子供の頃の心を忘れた大人が、こういったよつばの行動に心を揺さぶられて、このマンガの世界に惹かれていくんじゃないかなあと思いました。
そして、よつばの父であるとーちゃんもステキな父親なんです。よつばと話をする時、とーちゃんは必ずよつばと同じ子供の目線で話をします。
私が子供の頃は、親の価値観を押し付けられるような教育を受けてており、親と何が良くて何が悪いかを議論する、なんてことはありませんでした。
これは、決して親の悪口を言っているわけではなく、今現在のような教育論が存在しない、団塊ジュニアの子育てってそんなものだったんだと思います、だって、今と昔じゃ全然前提が違いますし。
そんな子供時代を過ごした私にとって、とーちゃんの姿は、とてもまぶしく見えます。私にはよつばのような子供はいませんが、職場で部下と会話する時、とーちゃんのように、相手の目線で会話できているのか、私が子供の頃に受けた嫌な思い出のように、私の考えを一方的に押し付けていないか、などと考えさせられることがあります。
このとーちゃん、まれに暴走してオイ!という時もありますが、そういうところがまた良いのです、子供心を忘れていない大人って感じです。
先に書いたとおり、このマンガには魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
全てのキャラクターについてお話したいですが、それをするとネタバレになってしまうので、他のキャラについては、ぜひマンガを手にとってご自身で確認してみてください。
まとめ
よつばと!は忙しすぎて子供の頃の気持ちを忘れかけた人に読んでほしい!
お仕事や人間関係に少し疲れてしまった、という人が読むと元気をもらえるマンガだと思います。
少し前に、電車の中でオジサンがよつばと!を読んでニヤニヤしているところを目撃し、それを見た私もついニヤニヤしてしまったことを思い出しました。
みなさんも、もしお時間があれば、ぜひご一読ください。
ついでに、あずまんが大王のリンクも貼っておきます。
それでは。ごきげんよう。
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